医師としての当直業務は避けられない現実。しかし、その負担は大きく、身体的・精神的に大きな影響を与えます。当直の実態やその影響、便利グッズ、働き方改革の影響について詳しく解説します。
一般的な当直業務
17時30分頃から8時30分ぐらいが多くの施設の当直時間です
ただし、多くの場合日勤を経由することが多いので当直日は24時間勤務となることが多いです
院内急変時の対応、救急外来の患者対応が主な業務です
当直医の数は病院により異なりますが大きな病院では診療科毎に当直医が、療養型のような病院では病院全体で1人となることが多いです
救急外来での業務
研修病院では多くの場合、研修医が1,2次救急の初期対応、3次救急の対応手伝いなどが仕事になります
上級医の当直医は研修医、スタッフと協力して入院の判断、治療、オンコールへのコンサルトなどをおこない全体のマネジメントをおこなっていきます
外科医の場合は、さらに緊急手術の判断または執刀をおこなうこともあります
こうして書くと大変そうに見えますが、実際大変です
病院によっては全く眠ることが出来ないほどハードなところもあります。救急車の受け入れ数が多い病院では非常に忙しくなります。
当直の負担
当直ですが心身共に削られます。長時間労働、睡眠不足、高いストレスレベルにされされます。
週連勤となると非常にキツかったことを覚えています。
ストレスが高くなると、イライラしたりミスしたり睡眠不足となったりと日常のパフォーマンスも低下する危険があります。
そのため労働時間を詰めすぎないなど気をつける必要があります
働き方改革の影響
医師の働き方改革が導入されることで医師の労働時間が管理されるようになりました
当然、ハードな当直は減る流れになっています
当直便利グッズ
当直は呼ばれなければ当直室や医局で待機をします
当直を便利にするグッズを紹介しているのでこちらの記事も参考いただければ幸いです
当直をやらないという選択
当直ですが勤務医は皆で持ち回りでやっています
学年が上がってきた先生は年次で当直免除となったり、非常勤の先生は当直をやらないなど様々です
当直をやらないという生活は通常学年が上がってきた場合か、非常勤またはバイト医となることが多いですね
フリーランスの先生で自由なタイミングで当直を調整されている方もいます
バイトで当直を調整する
バイト医は当直の調整をおこなっています。医師バイトサイトに登録して条件に合ったものを選ぶことが出来ます
まとめ
当直は医師業務ですが、長時間労働と関連があります。医師の働き方改革により労働時間に見直しが入っており休憩をとれるように変わりつつあります
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