ひろぎんホールディングス(7337)は、株主優待制度を一部改悪すると発表しました。この改悪は、2024年3月末時点の株主から適用されます。具体的な変更点は以下の通りです:
地合が悪いので、これからバリュー株だなあということで、金利上昇で注目される銀行株の利回りを優待込みで調べました。
改悪の内容
- 100株以上500株未満の株主: これまで2500円相当の地元特産品カタログギフトが提供されていましたが、今後は500円分のギフトカードに変更されます。これは利回りが大幅に低下することを意味します。
- 500株以上1000株未満の株主: 2500円相当のカタログギフトが1000円分のギフトカードに変更されます (。
なお、1000株以上保有している株主に対しては、優待内容に大きな変更はなく、引き続き特典が提供されます。
株価への影響
優待改悪の発表後、ひろぎんHDの株価は一時的に急落しました。発表翌日には、株価は705円から644円まで下落し、下落率は最大で8.7%に達しました。
じつは、ひろぎんHD改悪前100株で配当+カタログギフト2500円相当(年利7%相当)だったんです。配当とあわせて年7%利回り相当でした
1/28 IRにて優待改悪のお知らせ
今回の改悪(500円のギフトカード)で年4%程度になります。
優待廃止よりマシでしたが。
この程度の利回りならメガバンクか他の銘柄買うよねってなりますね。
私もホルダーだったのですが優待期待や、金利上げ期待で買われており利回り以上の利益がでてしまったため売ってしまいました。
お得な優待の中では一際目立っていたものですから人気が高かったので多くのホルダーがいたと思います。
お得すぎる優待のリスクとも考えられましたが、今回のひろぎんのケースは1年で優待改悪の流れだったので予想も難しかったかなと思いました。銀行株は私の以前の調査では年利5%程度が多く、現在金利期待で買われているので利回り期待だとそうでもないかもしれませんが上の記事も参考になれば幸いです。
まとめ
ひろぎんホールディングス(ひろぎんHD)は、2024年3月末から株主優待制度を一部改悪します。具体的には、100株以上500株未満の株主に対する優待が、これまでの2500円相当の地元特産品カタログギフトから500円分のギフトカードに変更されます。この改悪により、株価は一時的に急落しましたが、安定した業績と割安感から、長期的な投資先としては依然として魅力的です。