レバナスを投資していて感じることはいろいろ。
レバナス全力でFIREを達成することは不可能でしょうか?
今回の記事では、レバレッジETFの特性を分析し、レバナスでFIREを達成をしようとする際の
3つの課題を示します。その上でリスクを管理し、戦略を検討します。
個人的には、今のところ全力レバナスでFIRE無理じゃね?と思っています。
レバナスホールドがなぜ難しいか?
レバナスのホールドが難しいと感じる理由として
- ボラティリティーの高さ
- FIRE中のレバナスは握力が弱まる、-90%に耐えられるのか?
- 為替ヘッジコストの増大
それぞれの課題について、どのような影響があるかを考えていきます。
ボラティリティーの高さとポジションの握力
運用資金が増えてくると、日々のボラティリティーは大きな問題となってきます。リターン増加は望ましいですが、年間で何十パーセントも大幅に減少するようでは老後資金の運用や、リタイア生活への影響は非常に悪影響を及ぼすと思います。
損益が大きく変化するレバナスの上下に動揺せずにFIREを継続することって可能なんでしょうか?
メンタルの重要性
リセッション懸念の中、レバナスのホールドは相当なメンタルが必要です。ただでさえ高い手数料、レバレッジ特有の減価、非常に稀だがおこりうる一発償還にもおびえながら。
とてもではないが、耐えられない不安を抱えると思います。
レバレッジETFの為替ヘッジコスト上昇
金利上昇を反映し、レバレッジETFのヘッジコストが無視できないです。高い信託報酬、為替ヘッジコスト。
レバナスは為替ヘッジコストありとなっています。円安で上昇するはずのリターンをヘッジしてしまいます。
レバナスは先物で調整しているので、金利上昇コストはかなり大きいです
課題に対する投資戦略
以上のようにレバナスには課題が存在することがわかりました。課題に対する対策を考えます。
ボラティリティーを下げるには、自身が耐えられるリスク許容度までレバレッジを落とすことが対策になります。ポジションサイズの調整でボラティリティーを下げることができ生存確率を上げることができます。
また、非レバレッジの場合為替ヘッジが無いものが多く円安のメリット享受することができます。結果として為替ヘッジコストを減らすことができます。
私は、非レバレッジ(1倍)のインデックスを積み立てながら回復を待つという作戦でやっています。
結果としてポートフォリオ全体の防御的を高めることで相場の回復を待つことができました。
私のブログでは継続的に損益を報告しているので、たまにみてもらえると有り難いです。
まとめ
レバナスでFIREを達成することは、かなり難しい面はあります。レバナスのリスクを理解し、課題を把握することで様々な戦略を検討することができます。本記事が参考になりましたら幸いです。
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