いきなり!ステーキを運営するペッパーフードサービスは2022年6月の権利分を最後に、優待制度を廃止しました。
業績の方は2022年8月12日決算では
2022年12月期第2四半期の業績は、売上高72億700万円、営業益ー7億9800万円、純利益ー8億6800万円
従来予想の売上高79億400万円、営業益ー3億4300万円、純利益1億3800万円
通期も下方修正となり売上高153億3000万円、営業益ー11億900万円、純利益ー10億9000万円
コロナの感染ピークアウトによる業績回復を見込んでいましたが、コスト高の影響も強くかなり苦しいです
目次
株主優待廃止
もともとの株主優待は100株あたり年間2000円相当(優待利回り5.18%)の株主優待カードがもらえるというものでした
必要株数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | 株主優待カード 1,000円相当(年間 2,000円相当) |
300株以上 | ◆以下より1点を選択 1、株主優待カード 3,000円相当(年間 6,000円相当) 2、自社商品 1セット(年間 2セット) |
1,500株以上 | ◆以下より1点を選択 1、株主優待カード 6,000円相当(年間 1万2,000円相当) 2、自社商品 2セット(年間 4セット) |
3,000株以上 | ◆以下より1点を選択 1、株主優待カード 9,000円相当(年間 1万8,000円相当) 2、自社商品 3セット(年間 6セット) |
PTSでは株価-20%の下落に
しかし、2019年でもはじめは4000円あった株価ですが、業績悪化、コロナショックをうけて300円を割る下落。アフターコロナ、業績改善期待で買われ500円台の回復になったこともありますが今回の株主優待廃止で大きく株価下落を認めています。
外食は今後も厳しいかもしれない
状況によりますが、やはりコスト高についてはかなり影響は大きいと思います。その場合、切れるところは切る。株主優待は外国人投資家からも廃止を求める方向が強く、今後も似たようなケースはあるかもしれません。企業業績の悪化時の株主優待廃止も考慮しておく必要はありそうです。
コメント