医学部受験について

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医学部受験についての私見、ならびに最近の情報をまとめました。

生存バイアスがかかっているので参考になるかはわかりませんが。

目次

医学部医学科の合格率

文部科学省でデータが出ていますので確認してみます。リンク

ハイレベル層が受験ということろ考慮して10-40%ぐらい。合格率が高いところもあるので、センターの足切りを突破すれば入りやすいところもあるようです。

医学部を諦めるタイミングとは?

これは明確です。2浪までです。なぜかというと3浪からは様々な理由で断念せざるを得ないと思われます。

私の周囲の医者を見回しても2浪までが多いですね。大半は現役か1浪です。

2浪で合格できない場合は合格の可能性が低い、成人となっているので区切り。

年々増えるプレッシャー、ストレスは半端ではありません。

医学部受験はプレッシャーがきつい

まだまだ10代の人間に、医学部受験のプレッシャーはなかなか厳しいものがあります。

医学部以外の学部で合格人数が多い学部だと、合格倍率が低目なので割と気楽ですが

医学部医学科となると定員が80-100名前後が多く(大学によってはさらに狭き門)、だいたいどこの医学部偏差値も軒並み振り切っており枠を勝ち取れるか?という心理状態に追い込まれがちでした。

浪人も学卒から医学部再受験生の存在も知ると、更にプレッシャーはきつくなります。

というのも、高校の進学校合格実績みても一浪はそれなりに多く簡単な試験ではないのは明白です。

狭き門医学部編入

他学部から編入で医学部に入ることも可能ですが、優秀な人しかいないイメージです。倍率は20-40倍。

どこの医学部でも、旧帝大出身者以外で編入組みを私は見たことがありません。

東大の理Ⅱ→医学部医学科へ進振りした知り合いの先生もいますが、やっぱり優秀でした。

この辺りの狭いルートは、はじめから狙うというよりはいけそうになったから狙うのかなあと思います。

かなり困難なコースなので、個人的には敬遠してしまいますが逆にチャンスはあるのかもしれません。私はやりません。

医学部攻略要素はあるか?

ある程度勉強量を確保し、受験校に対策を絞るというのは非常に有力に思います。

その上で、とにかく医者になってしまえばハードルはかなり下がりますから

攻略要素で言えば、推薦入試なども含めると現役勢の方が有利に思います。

多浪はマイナスに働いてきますから、1,2浪の時の戦略は重要です。国立にこだわる気持ちは非常にわかりますが、相当の学力に達しない場合は私立大受験なども使って医者になるルートを模索するのが良いと思います。だってさ、京大医学部、東大理Ⅲ合格狙えるレベルまで仕上げればどこにも医学部に合格しないということはないでしょ?

たまーにいるのですが、偏差値至上主義の人でこだわる人がいますが、ほどほどにした方が良いです。

学歴は最後上書きできる

医者にさえなってしまえば学歴ロンダはたやすくできる。東大や京大、旧帝大の肩書きがほしい場合は医者になってから大学院や入局後うまくやれば良い。さらに、お金がある人は海外留学でもすれば比較的簡単にハーバード大学、関連施設などで働くことも医学部受験と比較すると非現実的ではない。

医者になった自分の感覚からいうと、医者になってさえしまえばチャンスは割とある。

しかし、医学部受験の最大のライバルはモチベーションの維持とプレッシャーだと思われます。

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この記事を書いた人

こんにちは、Dr. Harv です。専門医としてのキャリアを積む一方で、資産運用、副業、ポイ活にも取り組んでいます。
このブログ「dr-harv.com」では、日々の日常、投資の知見、趣味など幅広いトピックを扱っています。より良い未来につながることをコンセプトにしています。読者の皆様にとって何か役立つ情報を提供できれば幸甚です。

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