大和のiFreeETFからNASDAQ100のインバースETF、ダブルインバースETFがでました。
これらのETFはNASDAQ100指数の下落時に利益を狙う投資商品です。S&P500をも凌駕するパフォーマンス
最強指数と言われるNASDAQ100のインバースなので、短期的使用限定商品といえるでしょう。
新規上場の承認(ETF):iFreeETF NASDAQ100レバレッジ他1銘柄(大和アセットマネジメント)
NASDAQ100インバースETFとは?
純資産109.26億円
設定来+22.76%
NASDAQ100が下落しているので設定来プラスです。そりゃあ、まあね。
NASDAQ100インバース指数の変動率に一致させるETF
NASDAQ100インバース指数は
NASDAQ100指数の日々の騰落率の-1倍を基本として理論上発生しうる金利収益などを反映して計算された指数です。
大和のiFreeETFから提供されるNASDAQ100インバースETFは、NASDAQ100指数の日々の騰落率の-1倍を目指すETFです。純資産は109.26億円で、設定来のパフォーマンスは+22.76%となっています。為替ヘッジもあります。
インバース系特有の減価
日々の変動率の-1倍なのでインバース系特有の減価がおこります。この目論見書の例だと上がって下がって上がって戻った場合NASDAQ指数はトントンですが、インバース指数は負けていますね。
NASDAQ100ダブルインバースETFの詳細
NASDAQ100ダブルインバースETFは、NASDAQ100指数の日々の騰落率の-2倍を目指すETFです。信託報酬は0.75%で、短期的なヘッジやリターンを狙う投資家に適しています。しかし、タイミングを誤ると大きな損失を招く可能性がありますので注意が必要です。
2022年11月16日に新規上場です。
NASDAQ100指数に対して日々の騰落率の-2倍を目指します。
信託報酬は0.75%、
パフォーマンスはNASDAQ100指数が下落しているので、さすがにプラス。金利で下げそうとはいえ世界最強指数のNASDAQ100指数相手なのでタイミングを間違えると大怪我しそうです。ヘッジ的な使い方をする人が多そうですね。
期間 | パフォーマンス |
過去1ヶ月 | +24.6% |
過去3ヶ月 | +5.31% |
過去6ヶ月 | +63.02% |
過去1年 | +39.81% |
過去3年 | -75.83% |
過去5年 | -87.37% |
インバース型なのでヨコヨコで減価します。
短期投資のリスクと注意点
NASDAQ100指数は年初来-29.25%ですが、NASDAQ100インバースは設定来+22.76%。この差がコストとみて良さそうです。
NASDAQ100指数はSP500よりもボラティリティーが高いです。
ボラティリティーが高いというのは上下に激しく動く、いってこいが多いと思って下さい。
いってこいが多ければ多いほどインバース系では減価で損します。
ヘッジ目的としても、NASDAQ100のCFDの方がいいんではないか。ダブルインバースETFはタイミングあえば儲かりますが。
手数料、コスト、減価に注意して下さい。
まとめると
NASDAQ100インバースETFとダブルインバースETFは短期的な投資として利用することはできますが、特有の減価リスクがあります。特に、ボラティリティの高いNASDAQ100指数では、価格変動が激しいため、慎重な投資判断が求められます。
長期で保有することを考えると、コストやそもそもNASDAQ100指数の過去の性質からプラス収益となることはほぼ難しい商品です
まとめ
NASDAQ100インバースETFとダブルインバースETFは、NASDAQ100指数の下落に対するヘッジ手段として有効です。しかし、短期的な変動リスクや減価リスクを十分に理解し、投資判断を行うことが重要です。
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