NASDAQ100は、米国のNASDAQ証券取引所に上場している非金融企業の中で、時価総額が最も大きい上位100社を選出した株価指数です。この指数の構成銘柄は、Apple、Microsoft、Amazon、Tesla、Alphabetなど、テクノロジーセクターを中心とした成長性の高い企業群で構成されます。NASDAQ100は特にテクノロジー分野の動向を反映する指標として、世界中の投資家から注目を集めています。
QQQ:NASDAQ100指数連動ETF
NASDAQ100の構成銘柄は簡単に知ることができます
NASDAQ100指数連動のETF(上場投資信託)QQQがあります。
QQQは、NASDAQ100の構成銘柄をそのままに、その時価総額に基づいて投資することで、NASDAQ100の動きを反映します。
ETFのQQQのページから現在の構成銘柄を知ることができますQQQの公式ページ
NASDAQ100の主要な構成銘柄
NASDAQ100の構成銘柄には、Apple・Microsoft・Amazon・Tesla・Alphabetなどのテック企業をはじめ、高い成長分野や技術革新に取り組む企業が多く採用されています。
有名企業が多いので、聞いたことのある企業が多いと思います。
NASDAQ100の構成銘柄の中でも、特に割当比率が大きい10社を見てみましょう。これらは、その影響力と市場キャップの大きさから、NASDAQ100の動きを大きく左右する企業群となっています。
- Microsoft Corp: 12.75%
- Apple Inc: 12.03%
- NVIDIA Corp: 7.27%
- Amazon.com Inc: 6.89%
- Tesla Inc: 4.45%
- Meta Platforms Inc Class A: 4.42%
- Alphabet Inc Class A: 3.79%
- Alphabet Inc Class C: 3.68%
- Broadcom Inc: 2.40%
- PepsiCo Inc: 1.68%
これらの企業は、AI、拡張現実(AR)、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、モバイル決済、ストリーミングサービス、電気自動車など、現代の技術革新の最前線に立っています。
NASDAQ100構成銘柄
NASDAQ100の銘柄には、飲料大手のPepsiCoや大手小売業のCostcoなどの企業も含まれています。また、割当比率が1%以下の銘柄が大多数を占めています。(Other)
NASDAQ100銘柄の選出基準
NASDAQ100の構成銘柄は、以下の基準に基づいて選出されます:
- 時価総額上位 100位以内は残留
- 101位~125位でも前年の順位が100位以内なら残留(前年も100位以下の場合には除外)
- 前年の順位に関わらず 125位以下は除外
これにより、NASDAQ100は常にNASDAQ上場企業の中で最も時価総額が大きい100社を反映するように保たれています。
まとめ
NASDAQ100の構成銘柄と比率を紹介しました。ETFであるQQQは、テクノロジーセクターを中心とした成長性の高い企業群に投資できますし、動向は世界のテクノロジーの流れを知ることができます。
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