内科専門医Harvです。
薬剤提供を行ってくれるMRさん。コロナ前だと薬の説明のときにお弁当をくれるイメージですよね。
コロナ後はオンラインミーティングばかりになりました。
研修医の頃は付き合い必要なし
百害あって一利なし。とくに選択薬剤には影響します。
Harvの医師キャリアが早いときはARB全盛でした。そして、このような悲劇があったことは忘れてはなりません。今はSGLT2阻害薬、GLP-1RAについてはうんざりするぐらい講演会などがありますよね。
そもそもMRさんは仕事で自社製品のプロモートをするので、他剤はディスるけど自社製品持ち上げしかなりません。
右も左もわからない純真無垢な研修医がMRさんと懇意になると、その会社の製品ばかり使うことも考えられますよね。禁止となっている病院もありますね。
本来、超長期のエビデンスはわからない
コロナワクチンもこれに該当します。緊急事態だから使用しているけど、本当は打ちたくない人もいるわけでこのあたりはメリットとデメリットと分けて考えないといけないです。世界初のmRNAワクチンを超長期で本当に大丈夫と言い切るのはやはりちょっと無理があると考えるのが普通だと思います。それは考慮した上で打つという感じですよね。
大学病院などは新薬を試すことでデータを確認する役目もある
私個人は、もう少しデータを待ってから使用する。もしくは、もの凄くよさそうだったら試してみる。そんなスタンスですが、大学病院だったり治験を担当するような施設では、実際に薬を使用しないことには本当のところはわかりませんので使用する使命みたいなものもありますね。
それでも、お世話になるMRさん
MRさんも薬のことは仕事なので詳しく教えてくれますし、講演会の仕事とかもいろいろ手伝ってくれるので仲良くはしたいところです。こちらがどのように接していくかがやはり重要ですね。