恐怖指数って聞いたことありませんか?ぶっちゃけ何のことだろうと思う方もおられるかもしれません。
今回は恐怖指数について紹介します。
恐怖指数とは
きょうふしすう。恐ろしい響きですが、これはれっきとした指数になります。
米シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500種株価指数を対象とするオプション取引のボラティリティ(変動率)を元に算出、公表している指数。英語では「investor fear gauge」、別名Volatility Index(略称:VIX)と呼ばれる。
VIXと聞くと、あー聞いたことある って人もおられるでしょうか。
VIXが高いときは将来の相場に対する投資家心理を反映しているとされており、何とかショックがおこるたびにVIXは跳ね上がります。
基本的には下落、暴落で大きく上昇しますが、急騰や暴騰でも上昇することがあります。
VIX>20で暴落警戒、>30でショック中かショック警戒でマーケットが混乱していることがほとんどです
急に上昇するので、動きを予測することは難しいのですが、VIXをみておくことで重要な戦略判断の材料を知ることができます。
例えば、
オプションの売りですがVIXが低いときは相場の変動が少ないので勝ちやすい戦略です。
しかし、VIXのチャートを見てもらうとわかりますが低IVが続いた状態で売ってしまうと
運が悪いとVIXが跳ね上がりIVも爆発的に上昇することがあります。ブラックスワンです。
低IV時のオプション売りはブラックスワンのリスクが高まるので、基本的には注意した方が良いかもしれません。
売るにしても、このような事態がおこることを想定しておいた上で戦略を決めるとVIXの情報も参考になるかもしれません。
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