公務員の副業が解禁され、副収入を得ることができるようになりました。その中でも、節約やオトクな買い物で付与されるポイントを活用する「ポイ活」は、公務員でも可能な副業の一つです。
公務員でもポイ活は可能です。ポイ活自体は公務員法には抵触しません。
本記事では、公務員がポイ活を行う上での注意点とおすすめのポイントサイトについて解説します。
公務員がポイントサイトでポイ活を行っても良いか?
基本的には大丈夫です。ただし、営利目的になってはいけません。(国家公務員法103条、地方公務員法38条)
職務専念義務を果たす
国家公務員法において、職務に専念する義務(国公法第 101 条)が明文化されています。
つまり、公務員は職務時間中は、ポイ活を含め、株や携帯ゲームなど、仕事に関わらないことはしてはいけないということです。
勤務時間中にこの規定を破った場合は、懲戒処分の対象になります。
ポイントサイトの仕組み
ポイントサイトは広告を経由して本人がモノを購入・サービスを利用します。その際にポイントが貰えます。
商品の割引に近いですよね?
営利目的ではありませんので、副業には該当しません。
上記のポイントサイトの使い方については何の問題もありません。
公務員向けおすすめポイントサイト
オススメの王道ポイ活はセルフバック、自己アフィリエイトです。
以下の紹介するサイトを経由して買い物をすることでポイントが貰えます。実質的な割引と考えてOKです。
モッピー
モッピーは、2005年に運営を開始した運営実績15年以上の老舗ポイントサイトで、会員数は1000万人以上!
広告の数、ポイント還元率も高くポイントを非常に稼ぎやすいです。まず、はじめて登録するポイントサイトとしてはモッピーがオススメです。
モッピー経由でのクレジットカード作成、買い物、サービス登録などでポイントを得ることができます。非常に多くの案件があるのでまずはチェックしてみると良いと思います。無料ゲーム、アンケート、バナークリックなど無料でポイントをためやすいサイトになっていてポイ活でオススメのサイトです。1P=1円で利用できます。
ポイント交換先も電子マネー、ギフト券、他社ポイント、マイル、仮想通貨など多様です。
高額案件でミッションクリア!
サービス登録や利用でおトクなポイ活
マンガ電子書籍ebookjapanはポイントサイトモッピー経由がオトク
ポイントサイトモッピー経由でU-NEXT31日間無料お試しで2000ptもらえる
ハピタス
ハピタスはネットショッピング案件が豊富なポイントサイトです。運営実績10年以上と長く安心して利用できるサイトです。
ハピタス経由で買い物をしたりクレジットカードや証券口座を開設することで1ポイント=1円のポイントが貰えます。買い物に付与されるポイントですので、公務員の規定にも抵触せず安心してポイントを集めることができます。
楽天、Yahoo!、イオン、ビックカメラなど、通販で買いものをする際にハピタスを経由するだけで、ハピタスポイントが貯まり、そのポイントを他の電子マネーやギフトと交換できてよりお得です。お買い物が多い方には特にオススメです。
ちょびリッチ
会員数が約400万人以上のポイントサイトです。独自案件が多いです。ショッピング、無料ガチャやゲームでポイントを貯めることができます。
ポイ活の税務に関する注意点
- 年間20万円以上の雑所得は確定申告が必要: ポイ活で得た収入が年間20万円を超える場合、確定申告が必要となります。税務上の問題を避けるため、適切に申告しましょう。
- ポイ活の課税タイミング: ポイントを現金やギフト券に交換したタイミングで課税対象となります。
- 友達紹介制度でポイントを得ることは禁止: 公務員が友達紹介制度を利用してポイントを得ることは、職務上の利益を得る行為とみなされ、禁止されています。
国税庁からはポイントを使用して株式購入を行った場合に一時所得となること(50万円まで控除)は明記されています。
一時所得 商品を購入、サービス利用した場合に付与されるポイント、50万まで控除
雑所得 アンケートモニターやサービス登録などをした場合にえたポイントのことを指します。役務を提供したことによって得た対価とみなされるためです
雑所得の場合は20万まで。ここを超えると営利目的と判断されると考えられますので注意しましょう。
それ以上の金額は確定申告が必要になります。
アンケートモニターで年間20万円を超えることはかなり稀なのであまり心配する必要は無いと思います。
ポイントは、貯めている限り課税対象とはなりません。ポイントを使ったときに、所得として課税対象となります。
年間20万円以上の雑所得は確定申告が必要
雑所得の合計金額で20万円だと確定申告が必要になりますので、他に雑所得がある場合は合算して、申告が必要になります。
一時所得は50万を超えると確定申告が必要になるので、職場でバレたくない人は気をつけましょう。脱税で指摘された方がダメージがでかいので稼いでいたら確定申告をしておきましょう。
ポイ活で控除を超えた分の稼ぎについては課税対象となるので、確定申告が必要です。実際のところ、ポイ活のポイントの扱いについてはルールがはっきりと決まっていないところもあり、今後定まっていくと思われます。
ポイ活の課税タイミング
ポイントへの課税タイミングは気になるところですが、国税庁から以下の見解が出ています。ポイントを使用したとき(商品などに交換)したときが課税タイミングになります。ポイントを貯めている分には課税対象にはなりません。
(6)所得の発生時期
ポイントプログラムは、受贈者たるポイント保有者の特典の請求等の意思表示を停止条件とする贈与契約と考えられるので、ポイントによる経済的利益は、停止条件が成就した時、即ち、ポイント保有者がポイントを使用して特典の請求等をした時に得られることから、課税されるべき所得としての認識時期はポイントの使用時であると考えられる。
国税庁 企業が提供するポイントプログラムの加入者(個人)に係る所得税の課税関係について
友達紹介制度でポイントを得ることは禁止
ポイントサイト内で、「友達紹介でポイントプレゼント」という項目がよくありますが、友達紹介制度でポイントを稼ぐのはアフィリエイトにあたるため、公務員の方は避けましょう。
アフィリエイトとは、WEB上の広告宣伝のひとつで、成果報酬型の広告を投稿することを指します。
ポイントサイト経由でお得に買い物をしたりする分には、節約と捉えられるので問題ありませんが、友達紹介でポイントを稼ぐのは広告宣伝(アフィリエイト)と捉えられて、規定違反になる恐れがあります。
公務員が安全にポイ活するには
職務規程、利用規約を遵守する
公務員の方が安全にポイ活するには、雑所得を20万以内に抑えて確定申告をしないようにすることです。
実際問題、ポイ活で20万稼ぐことは簡単ではありませんので、ポイントを貯めながら調整していくのが良いと思います。
ポイントは貯めている分には課税対象にはならないので、控除内で使用するのが上手い方法かもしれません。
ポイントには期限があって失効してしまうものもあるので、必要に応じて確定申告を行う必要があります。
セルフバック(自己アフィリエイト)について
セルフバックとは、自分自身がアフィリエイト広告をクリックし、商品やサービスを購入することで報酬を得る方法です。公務員であっても、適切に利用すれば副収入として活用できますが、利用規約に抵触しないように注意が必要です。
ポイント還元を利用することで自動的にポイントがたまります。忙しい方でも無理なく行うことができます。 セルフバックについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
以上が、公務員がポイ活を行う上での注意点とおすすめのポイントサイトについての解説でした。ポイ活をすることで、お得に節約しながら副収入を得ることができます。注意して、安全にポイ活を楽しみましょう。