医師スポットアルバイト相場を調べていたところ、医師スポットアルバイト相場が激変!?
していることに気づきました。
令和5年5月以降は、新型コロナウイルス感染症の5類移行が大きな変化がありますね
診療報酬の変更や、通常診療においても対応する点などが変わっていきます
これまで、破格と言われていたコロナワクチンバイトですが、現在の相場は1日で5万程度にまでなっています。半分以下まで低下。
2023年はオンライン診療バイトも増えてきていますが、おそらく算定が通常診療よりも多くないことから
割は通常の診療バイトよりも安いです。時給6000円程度のものも散見されます(通常診療ですと時給10000円が基準となります)
寝当直や健診も5000-10000円減っている案件も増えてきました。
背景として、アルバイトをおこなう医師が増えていることも考えられます。競争原理で下げている可能性が高そうです。
しかしながら、日本もようやくインフレにむかっており生活費コストは増加しております。自然な流れは報酬Upなのですが保険診療の医療費は抑制傾向ですから、アルバイトに限らず医師の手取りは減ってきています。
まとめますと
- コロナワクチンバイトは5類移行に伴い終了
- アルバイトを行う医師の増加による競争で低下傾向
- 医師の働き方改革を受け手の変化
が今後も影響することになります
アルバイトの中でも比較的変化が少ないもの
救急・当直バイトや、往診バイトといった 診療点数が高いものはインセンティブもありますし、対価として報酬が高い状態が続いています。業務内容と相談しながら検討されるのがよいと思います。
医師の働き方改革の影響
時間外労働からカウントしない宿日直許可案件ですが、寝当直に近いものになることが予想されます。
時間外労働が発生した場合は報酬請求ができることになっているので、最終的には夜間の診療業務は縮小していくのではないかと見られています。
バイトの観点では、寝当直案件が増えるということになるので単価は上がることはなく1回2-3万程度のものも増えてくるかもしれません。今後も注意してブログにてお知らせしていきます。
総じて、コロナワクチンバイトのように業務内容と乖離した報酬体制のバイトの歪みは少し落ち着いてきたかなと思います。しかしながら、アルバイト全体の報酬は低下傾向にあるといって良いと思います。
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