楽天モバイルの最強プランが2023年6月1日からサービス開始とアナウンスがありました。
内容をチェックしてみましょう。
これまでのUN-LIMITとの違いですが、料金システムは据え置き。
無制限エリアの拡充がアピールとなっています。
これまでは、「auローミング利用時の月間5GB制限」でエリアを外れた瞬間に速度が1Mbpsに遅くなることをよく経験しました。
楽天モバイルは楽天ポイントを支払いに利用できることも特徴ですので、還元サービスを利用することで実質無料になることを押しているようです。
楽天最強プランの特徴
データ利用の柔軟性
「Rakuten最強プラン」は、月額料金がデータ使用量に応じて変動します。具体的には以下の通りです。
- 3GBまで:980円/月(税込1,078円)
- 3GB超~20GBまで:1,980円/月(税込2,178円)
- 20GB超:2,980円/月(税込3,278円)
月間20GB以上のデータ利用でも月2980円ということで、ヘビーユーザーには大変有り難いです。
一般的には速度制限されますが通常の使用においては無制限で利用可能と思われます。
無制限のデータ通信
カバーエリアですが、5Gは楽天モバイルの自社エリアのみ、ローミングサービスは4G LTEのみとなっています
今後の使用感なども報告していきたいと思います。
楽天モバイルは楽天のエリア内か外かで評価が分かれるサービスです。
エリア外では選択肢にはなりにくいので、今回のサービス拡充がどの程度のものかが試されていると言えそうです。
エリア外では速度が遅くなりすぎて満足に使うことは難しくなることを感じています。メールのやりとり、You Tubeの低画質動画視聴まではなんとかこなせますが、それ以上速度が必要なものは難しくなります。
特別プログラム
最強家族プログラム:家族で契約すると割引が適用され、さらにお得に利用できます。
最強青春プログラム:22歳以下のユーザーを対象に、特別割引が適用されます
懸念点
現在のユーザーはそのまま最強プランに移行ということで使用感も変わらないことでしょう。
エリア外での速度制限や、混雑時の通信速度低下の可能性は依然として懸念されています
なにより、楽天モバイルの収益については不安の声は根強いものとなっています
速度制限の懸念
20GB以上は確かに魅力で値段も安価ということでエリア内はオススメなのですが、ローミング回線はAu回線を使うということで速度制限の対象になる可能性が極めて高いと考えています。したがって、エリア外での使用感が今回もポイントになりそうです。
楽天モバイル事業の収益
楽天モバイル事業は赤字が続いており、資金調達に苦労しているのは様々なメディアで報道されている通りです。
私個人的には、値上げを伴っていなかったために今回のサービス発表は大変驚いています。
このような状況を踏まえ、楽天モバイルの事業の継続について注目しています。
まとめ
「Rakuten最強プラン」は、データ利用の多いユーザーにとって非常に魅力的なプランです。全国どこでも高速データ通信が利用でき、家族割引や特別プログラムによってさらにお得に利用できます。今後のサービス改善にも期待したいところです。
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